道路工事施工承認申請ガイド section4 申請書に必要な書類

平面図
200分の1程度の縮尺で、道路工事内容と民地内の利用計画がわかるように図示して下さい。官民境界については、事前に現地で国土交通省の担当者と立会して確定した境界を赤線で記入して下さい。
 また、

1.工事を施行する区域の両端の箇所
2.境界杭または境界鋲のある箇所
3.道路構造の変化する箇所(出入口など)

については、道路の起点からの距離を記入して下さい。
(書き方については、出張所にお問い合わせ下さい)

・道路側溝
 道路側溝は、官民境界の民地側に設置することを原則とします。

・民地内の排水施設
 民地内で発生する雨水などの雑排水は、民地内で処理することを原則とし、道路側溝に流すことはできないので、民地内で処理するよう、排水施設を平面図に記入し、排水方向を矢印で図示して下さい。

・境界杭・境界鋲
 官民境界の折点箇所には、境界杭・境界鋲を設置してください。境界杭・境界鋲は、国土交通省の規格品を使用して下さい。

・出入口
 出入口の設置は1箇所(道路に接する延長が30m以上については2箇所以内)とし、幅員は適用車種により5m以下・8m以下・10m以下・12m以下となります。(詳細は、承認基準のページをご覧下さい。)

・施設など
 構造物や付属物、施設など平面図に記載できるものは、出来るだけ記入して下さい。

・レイアウトなど
 民地内の構造物や施設の配置状況、駐車場の様子(台数・配置など)がわかるように記入して下さい。

・寸法表示
 出入口の幅員、構造物などの数値を記入して下さい。
平面図(参考)
断面図
・横断図面
50から100分の1程度の縮尺で、道路中心線に対して直角方向の横断図面を作成します。

1.工事を施行する区域の両端の箇所
2.境界杭または境界鋲のある箇所
3.道路構造の変化する箇所(出入口など)については、

●道路の起点からの距離
●道路中心線から基準線及び官民境界線までの横断距離
 の寸法を記入し、道路構造がわかるように図示して下さい。

また、横断図面の範囲は、

●2車線の場合には、道路の反対側の路肩まで
●中央分離帯がある場合には、道路中心線まで

図下し、官民境界がわかるように表示して下さい。
地中にあるケーブルなどの占用物件もわかる範囲で記入して下さい。
横断図面は、平面図と対応できるようにして下さい。
高さ、幅、勾配についても記入して下さい。

・出入口部
境界ブロック、側溝、側溝蓋、舗装構成などを記入して下さい。民地側にも、道路と同じ舗装構成を1.0m以上施行することになっています。

・出入口部以外
境界ブロック、側溝、車止め、舗装構成などの構造を記入して下さい。
横断面図(参考)

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