菅沢ダム下流区間洪水浸水想定図
菅沢ダム下流区間洪水浸水想定図(想定最大規模)説明文
1. 説明文
- この図は、菅沢ダム下流の印賀川及び印賀川との合流点より下流の日野川における、洪水予報区間を除く区間について、水防法の規定により指定された想定し得る最大規模の降雨による洪水浸水想定範囲、浸水した場合に想定される水深を表示した図面です。
- この洪水浸水想定図は、公表時点の印賀川及び日野川の河道及び洪水調節施設の整備状況を勘案して、想定し得る最大規模の降雨に伴う洪水により印賀川及び日野川が氾濫した場合の浸水の状況をシミュレーションにより予測したものです。
- なお、このシミュレーションの実施にあたっては、支川の(決壊による)氾濫、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨による氾濫及び内水による氾濫等を考慮していませんので、この洪水浸水想定図に記載されていない範囲においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。
2. 基本事項等
- （1）作成主体
- 国土交通省 中国地方整備局 日野川河川事務所
- （2）公表年月日
- 令和6年3月28日
- （3）算出の前提となる降雨
- 日野川流域の48時間総雨量519mm
- （4）関係市町村
- 伯耆町、江府町、日野町
3. リスク情報の空白地帯の解消
- 近年日本各地において集中豪雨による水害が頻発化しており、計画を上回る異常豪雨で下流河川に大きな被害が出ています。異常豪雨時は河川が急激に増水することで溢水・破堤等が生じ、家屋、道路などへ浸水被害を引き起こします。
- 国土交通省日野川河川事務所では、「大規模広域豪雨を踏まえた水災害対策のあり方について」答申（平成30年12月）に基づきリスク情報の空白地帯の解消を目的として、菅沢ダム下流区間洪水浸水想定図として、想定し得る最大規模の降雨が生じた際の下流河川浸水区域を予測した浸水想定図を作成しました。
- 沿川に住まわれている方々におかれましてはこの浸水想定図を参考に、洪水時における円滑かつ迅速な避難の確保等を図っていただきたいと考えています。
