東広島・安芸バイパス

事業概要

大阪市から北九州市を結ぶ一般国道2号は、西日本の大動脈として、沿道地域の産業・社会活動や住民の生活に大きな役割を果たしています。しかしながら、東広島市〜広島市間の国道2号では、慢性的な交通渋滞が発生しており、日常生活や経済活動の支障となっています。また、瀬野川沿いを走るこの区間は、幅員が狭く、カーブや勾配も急なため交通事故が多く、さらに、大雨や積雪により交通が麻痺する危険性も高くなっています。ところが、こうした事故や災害によって通行止めになっても、これに替わる迂回路がないのが現状です。 こうした問題を解決するため、東広島市八本松町から安芸郡海田町に至る延長17.3kmの東広島・安芸バイパスが計画されています。

東広島・安芸バイパス事業経緯

昭和49年4月
都市計画決定
昭和50年度
東広島バイパス事業化
平成5年度
海田ランプ工事着手
平成6年12月
地域高規格道路の路線指定
平成7年度
安芸バイパス事業化
平成8年8月
都市計画変更(自動車専用道路へ変更)
平成8年10月
平面部〔(県)矢野海田線〕(2/4)開通
平成10年9月
海田ランプ開通
平成17年4月
(主)志和インター線関連区間(L=0.75km)開通
平成18年3月
中野IC〜海田東IC(2/4)開通
平成26年3月
瀬野西IC〜中野IC(2/4)開通
令和5年3月
八本松西IC〜瀬野西IC(2/4)、海田東IC〜海田西IC(4/4)開通

全体計画

東広島バイパス全体計画
起終点 起点:広島県広島市安芸区上瀬野町上瀬野
終点:広島県安芸郡海田町南堀川町
計画延長 専用部:9.6km
平面部:1.7km
道路規格 専用部:第1種第3級(設計速度80km/h)
平面部:第4種第1級(設計速度60km/h)
車線数 専用部:4車線
平面部:4車線
安芸バイパス全体計画
起終点 起点:広島県東広島市八本松西
終点:広島県広島市安芸区上瀬野町上瀬野
計画延長 専用部:7.7km
道路規格 専用部:第1種第3級(設計速度80km/h)
車線数 専用部:4車線
国土交通省中国地方整備局広島国道事務所
〒734-0022 広島市南区東雲2丁目13-28 TEL:(082)281-4131(代表) FAX:(082)286-7897
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