設置場所や併設の対策内容によって、5種類(下表参照:A〜E)に細分化されます。例えば、併設の"事故多発(文字表示)"については、琴浦町では「カラー舗装の手前」、米子市では「カラー舗装の中」に各々設置しています。
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【"交差点部カラー舗装"及び"事故多発"(左側:琴浦町、右側:米子市)】
客観的評価としては、下表に示すとおり、種類により多少の違いはあるものの、"事故多発(文字表示)"を併設すると相乗効果がある思われます。
なお、「西福原1丁目交差点付近」においては、"横断歩道部カラー舗装"等のその他対策が充実しており、視覚的にも目立つ内容となっているため、比較的効果が高かったと思われます。
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表−1「交差点部カラー舗装」の客観的評価
主観的評価としては、琴浦町及び米子市ともに、約7割の方がそれぞれ「期待できる」と評価しています。具体的には、「色が目立つので良い」といったような視認性に関する意見が多くなっています。
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図−1「交差点部カラー舗装」の主観的評価(対策効果)
表−2「交差点部カラー舗装」の主観的評価(主な意見:"視認性")
ただし、「雨天時に滑るのではないか」といった"路面状況"に関して不安に思う意見や、「目的を周知することが必要」といったような意見も挙げられています。
なお、今回のカラー舗装は雨天時でも滑りづらいカラー塗装方法(溶融噴射式※)を採用しております。
また、今後は出来る限り多くの人に理解をいただけるように周知していきたいと考えております。
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表−3「交差点部カラー舗装」の主観的評価(主な意見:"路面状況"及び"周知")
<※溶融噴射式カラー塗装の特徴>
a. |
雨水がライン上に滞留することなく排水され、排水性舗装の機能を保持する。 |
b. |
排水性機能を保持させるため、雨天時の夜間反射を確保し、一般的な工法より鮮明に視認することができる。 |
c. |
路面の凹凸に追随しながら溶剤を塗布するため、平滑面にならない。 |
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