横断歩道を強調することにより、ドライバーの歩行者への注意喚起を行い、事前での一旦停止の促進を期待するものです。今回の路面標示対策では、事故件数は少ないものの地元住民から"ヒヤリ体験"を多く指摘された、西福原1丁目交差点付近に唯一設置しました。
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【横断歩道部カラー舗装】
今回の対策場所については、「交差点部カラー舗装」が隣接していることからも、その効果は複合的なものと考えられますが、客観的評価としては、下表に示すとおり、従道路側からの車両の"一時停止率の向上"や"減速効果"が確認できました。
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表−1「横断歩道部カラー舗装」の客観的評価
主観的評価としては、対策の実施された米子市においては、約7割の方が「期待できる」と回答しています。
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図−1「横断歩道部カラー舗装」の主観的評価(対策効果)
また、ドライバーの約2割が「横断歩道手前では意識して減速するようになった」と回答しており、結果的に約2〜3割の歩行者・自転車利用者が「横断歩道を渡る際に、横断歩道が緑色にカラー舗装されて安心感が向上した」と感じています。
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図−2「横断歩道部カラー舗装」の主観的評価(運転意識の変化)
図−3「横断歩道部カラー舗装」の主観的評価(安全意識の変化)
なお、自由意見では、「目立って良い」といったような意見が挙げられていたり、一方で「青色のカラー舗装と隣接しているため分かりにくい」といったように、"色"に関する様々な意見が挙げられています。
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表−2「横断歩道部カラー舗装」の主観的評価(主な意見:"色")
