交通事故発生状況 交通事故の削減に向けての取組み 路面標示対策 平成18年度の路面標示対策
路面標示対策の短期評価 アンケート結果(対策前) アンケート結果(対策後)
誘導矢印標示

 左折専用車線に誤って進入した直進車両に対し、導線を示すことで、交差点付近での車線変更を防止する目的で設置されるものです。今回の路面標示対策においては、地元住民から"ヒヤリ体験"を多く指摘された、久米町交差点付近の「加茂町2丁目交差点」に唯一設置しました。


誘導矢印標示の写真
【誘導矢印標示】

 対策効果の客観的評価指標については、下表に示すように、"車線変更率の低下"は確認できませんでした。


表−1「誘導矢印標示」の客観的評価

表−1「誘導矢印標示」の客観的評価

 ただし、主観的評価としては、対策の実施された米子市においては、約7割の方が「期待できる」と回答しています。なお、「色がすぐ目に入る」や「カラーでよくわかる」といった意見も挙げられています。


図−1「誘導矢印標示」の主観的評価(対策効果)
図−1「誘導矢印標示」の主観的評価(対策効果)

表−2「誘導矢印標示」の主観的評価(主な意見:"色")
表−2「誘導矢印標示」の主観的評価(主な意見:"色")

誘導矢印標示

 しかし、その一方で、「もっと手前から知らせる方が望ましい」といった"事前サインの設置"に関する要望が多く挙げられています。

表−3「誘導矢印標示」の主観的評価(主な意見:"視認性")
表−3「誘導矢印標示」の主観的評価(主な意見:"視認性")

 そこで、"予告路面標示"として、下記図に示すような「米子駅」及び「松江方面」といった文字表示を追加しました。その結果、交差点付近での危険な車線変更が減少しました。


誘導矢印標示の写真
【予告路面表示】

追加対策後の周辺状況
【追加対策後の周辺状況】

車両比率の比較


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