河川維持・管理

維持管理/施設管理

維持管理

洪水等による火災を未然に防止し、河川が適正に利用されるよう、河川巡視、堤防除草、河川管理施設の維持管理を行っています。
出水期前には防災体制に万全を期すため、関係機関を含めた災害対策演習を実施しています。

堤防除草

除草は、堤防の亀裂や堤防斜面の崩れの有無等の外観点検を的確に行うために、最も重要な作業です。通常、梅雨期及び台風期前の年2回行っています。

河川巡視

河川巡視員が定期的に巡視し、河川管理施設、河川環境等の状況の把握を行っています。また、増水時には堤防や河川管理施設、浸水被害の有無の状況等の把握を行っています。

施設管理

洪水時の内水被害を防ぐため、管内の5箇所の排水ポンプ場及び200箇所の水門設備等の施設管理を行っています。

十日市排水ポンプ場(全景)
畠敷排水ポンプ場運転状況(平成10年10月増水時)

河川維持管理計画

江の川上流の河川特性を十分踏まえ、サイクル型維持管理体制を構築し、効果的・効率的に河川の維持管理を行います。

水質事故について

水質汚濁防止について

江の川の上流域(広島県)の各市・町、広島県、国土交通省、消防、警察等の関係機関でつくる江の川(上流)水質汚濁防止協議会は、平成2年に設立され、流域内で発生する油流出などによる水質汚濁事故処理対策及び河川の良好な水質を保全するするため、相互に協議・連絡を行うことより、流水の正常な状態を確保するための各種活動を行っています。

■毎年、河川などの公共用水域を油汚染から防止する目的で、水質事故対策訓練を実施しています。