アラカシ林
山のふもとにある登山道の入り口付近では、アラカシ林
が見られます。常緑樹が林冠(りんかん)をおおっているので、なんとなく暗い印象です。

これは、ツブラジイ
の若い木です。株立ちになっているので、伐採されたことがあるという過去がわかります。秋になれば、小粒だけれども、あく抜きせずに食べられる、シイの実が拾えます。
赤い花を咲かせているのはヤブツバキ
です。葉に光沢があるので、照葉樹とも言います。ヤブツバキは、照葉樹を代表する樹木です。
アカマツ林
の遷移が進み、かわりに林冠(りんかん)をおおい始めているのが、常緑樹のアラカシ
です。