山のふもとは、ツブラジイ
の優占する常緑樹林です。こんなに大きくなった木も生えていて、かなり遷移の進んだ二次林
(斜面の二次林
)です。アラカシ
、クロキ
、ソヨゴ
、サカキ
、ヤブツバキ
といった常緑樹が見られます。コバノミツバツツジ
のような落葉樹が混じっているのが、二次林の特徴です。
初夏、山道にこんな白い花が落ちていたら、それはモッコク
かもしれません。上を見上げて、確かめてみましょう。
こちらの白い花は、テイカカズラ
。ツル植物です。
写真の左側は、常緑樹林です。樹冠(じゅかん)がモコモコして見えるのが特徴です。
右半分には、白い幹がいくつも映っています。これは、枯れたアカマツ
の幹です。この林も、徐々に、左のような林に変わっていきます。まさに、遷移進行中!です。