千代川流域圏会議通信
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千代川流域圏会議通信
[2005年12月号 vol.90]

清流くん
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千代川水質事故対策訓練を実施!!
いつまでも綺麗な川であるために
みんなの力を結集。
冬の訪れを感じ始めた11月2日、旧袋川で水質事故対策訓練が行われました。水質事故が発生した場合、処理対策が早ければ早いほど被害は最小限にくい止められるもの。各関係機関の代表として参加された50名の皆さんと一緒に訓練をしてきました。
実践さながらの訓練
水質事故のときに活躍するフェンスは、色々な種類があって個性的。大量の油をブロックする「オイルフェンス」、マットより吸着率が高い「吹き流しオイルフェンス」、少量の油に対応する「万国旗フェンス」。そして一番よく使われているのがソーセージ型のフェンスなんだって。被害が広範囲にならないようにオイルフェンスと組み合わせて使うそう。(オレンジ色のオイルフェンスは、油をせき止めるだけなので、吸収するフェンスと一緒に使うそうです。)
いろいろなフェンス

ソーセージ型

万国旗型

吹き流し型
一致団結!
河川事故は、時間を問わずに起こるから、住民のみなさんからの早い情報連絡と、関係機関の皆さんの素早い対応が必要。いつまでも綺麗な川であり続けて欲しいことから、僕たちが出来ることから手伝っていきたいね。
鳥取市水道局 浄水課
主任 谷口吉朗さん

訓練に参加してみて、どのようにしたらいいのか「コツ」が分かりました。いざという時には今日の経験を生かしたいのですが、みなさん川を汚さないように、自然の恵みをいつまでも大切にしましょうね。
東部消防局 鳥取消防署 吉方出張所
消防副士長 石破雅行さん(左)
東部消防局 湖山消防署
主幹 井手野左千雄さん(右)

水質事故が起こっても、消防署としては初期対応しかできないので、関係機関との連絡を密に取り合っています。今後もその連携は大切にしていきたいですし、今後もこの訓練は続けていって欲しいと思います。

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