千代川流域圏会議通信
千代川ニュース
千代川流域圏会議通信
[2005年12月号 vol.90]
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第15回 千代川写真コンクールの受賞作品が決定しました
 今年も千代川写真コンクールの受賞作品が決定しました。さる11月9日には表彰式が行われ、会場には、受賞者の皆さんの喜びの顔が揃いました。
 今号から、その受賞作品をご紹介していきます。また、前号でご案内したように、作品の巡回展示も行っていますので、ぜひ皆さん見に来て下さい!
第15回千代川写真コンクールの審査を終えて
審査会座長 沖正(鳥取県写真家連盟会長)
 平成3年から始まったこの写真コンテストは、今年で早くも15回目を迎えて、しっかりと定着した写真コンテストに育って参りました。これも偏に主催者を始め、関係者の皆さんのご尽力の賜と、深く敬意を表す次第であります。
 さて、今回の応募総数は99点(51名)で、前回、前々回を若干下回りましたが、作品内容を見ますと、四季を通じての千代川(源流を含む)の風景、渓谷・滝の風情、水に親しむ人間の生活模様、台風一過の残景、等々多岐にわたっていました。今回は率直に申して、作品を一見して、ハッとするような、心のときめきを覚えさせるような群を抜いた作品に出会えなかったのが少し残念でした。しかし、応募者の皆さんの、千代川の四季を通じてのカメラ・アイとでも申しましょうか、年々、視点の広がりを大きく感じますとともに、故郷の千代川に対する愛着を強く感じずにはいられません。
 さあ、写真愛好家の皆さん!来年の第16回千代川写真コンテストに向けて、今から準備にかかって頂き、一年四季を通じて、すばらしい作品が生まれますことを楽しみにしております。
 今回は、「紅葉の千代川」作品の応募がありませんでしたので、参考までに申し添えます。
平成17年11月吉日
金賞を受賞された田中作治さんに
お話をうかがいました!

金賞「とれたよ!」田中作治
2度目の金賞ですね。受賞おめでとうございます!
ありがとうございます。ずっと写真を撮って、コンテストに参加していますが、6年前に頂いてから2度目の金賞で、とてもうれしく思っています。
千代川の魅力はどんなところですか?
山があって、川があって…。千代川流域の自然がすばらしいと思います。小さな頃は千代川で魚を捕ったり、その魚を家で食べたり、楽しい思い出がいろいろあります。今回の「とれたよ!」は、そんな小さな頃の自分の気持ちも込もった写真です。

銀賞「実りの秋を飛ぶ」岩田慶昭
 
銀賞「にんげんに道しるべ」吉田和代
賛助会員募集中
 鳥取県東部を貫流する「千代川」は流域住民の生活を支え、命を育んできました。この千代川の清流を次世代に引き継ぐため、千代川流域圏会議では「清流を守る行動計画」を策定し、数々の活動を実施しています。
 この清流を守る行動計画を実行する際に、多くの流域の皆様に千代川の清流について関心を持っていただくとともに、皆様による行動の参加がありますと、清流を守る行動をより充実させることができます。
 つきましては、当流域圏会議では賛助会員を募集いたしておりますので、趣旨に賛同していただける方は、ご加入いただきますようお願い申し上げます。
千代川流域圏会議 会長 道上 正規

年会費:賛助会員(個人)1,000円 (団体)10,000円
 
※申込用紙は圏域内にある郵便局に置いてあります。
かっぱっぱ通信事務局だより 
 2005年も残すところあとわずかとなりました。皆さんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか?千代川流域圏会議では、市町村合併などを経ながら、より強い結束を確かめあった一年だったと思います。また、皆さんの参加やご協力を頂きながら、千代川フェスティバルや水質調査などの活動が成功に終わったことはとてもうれしく思っています。皆さん、来年も何卒よろしくお願いいたします。良いお年をお迎え下さい!

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