半ノ上城の城主の息子と、身のまわりの世話をしていた娘の悲恋の物語。悲しみのあまり日野川の淵に見を沈めた娘は、身を大蛇に変えて乙女が淵の主となった。娘の晴着のかかっていた樫の木は七色樫になった。
出典:「日野川流域マップ」より