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担当する河川

河川名・管理区間

日野川は、その源を鳥取県日野郡日南町三国山(標高1,004m)に発し、印賀川等を合わせ北東に流れ、日野郡江府町で俣野川等を合わせて北流し、西伯郡の平野を流れ、米子市観音寺において法勝寺川を合わせ、米子市、日吉津村において日本海に注ぐ、幹川流路延長77km,流域面積870km2の一級河川です。

日野川流域は、鳥取県の西端に位置し、関係市町村は米子市、南部町、伯耆町、江府町、日野町、日南町、大山町、日吉津村の1市6町1村からなり、流域の土地利用は山地等が約92%、水田や畑地等が約7%、宅地等が約1%となっています。

沿川には東西方向の基幹交通施設である山陰自動車道、国道9号、JR山陰本線等をはじめ、南北方向には米子自動車道、180号、181号、431号、JR伯備線、境線等の基幹交通施設が交差する交通の要衝となっています。

流域の地形は、大きくは山地部と伯耆橋付近を扇頂部とする扇状地性氾濫平野に二分され、本川の谷筋は、一般に谷底平野の狭いV字谷を成しており、伯耆町溝口では河岸段丘が見られます。日野川上流西方から島根県側にかけての奥日野地域の山地部には、標高500~600mの準平原が分布します。この平坦面上の一部には、花崗岩が風化した真砂土から砂鉄を取り出す鉄穴流しによって人為的に形成された地形が見られます。

大山は、白山火山帯に属する火山であり、その美しい姿を称えて「伯耆富士」の別名を持つ山です。日野川が江府町付近で北東流から向きを転じるのは、大山の火山活動の影響によるものです。

河床勾配は、上流部で1/30程度、中流部で1/190程度、下流部でも1/620程度であり、中国地方の河川の中で有数の急流河川になります。

概要
水源地及び標高 鳥取県日野郡日南町(三国山1,004m、道後山1,269m、船通山1,143m)
流域面積 870km2(山地795km2、平地43km2、河川32km2)
流路延長 幹川約77km、支川法勝寺川約24km
大臣管理区間 幹川17.0km、支川法勝寺川10.9km

沿川市町村名

日野川・法勝寺川は、米子市、日吉津村、伯耆町、南部町を流れています。

河川概要