ダム堤体の自重により水圧等の外力に抵抗して、貯水機能を果たすように作られたダムです。一般的には直線形で、横断面は三角形を基本に構成されています。



日野川は鳥取県西部に位置し、北の河口部は日本海に南は中国山地の三国山を源流とし、美保湾に流入する全長約77kmの鳥取県内最大の河川です。

日野川水系の河川は中国山地が北に位置しているため一番長い日野川でも約77kmしかありません。中国山地のちょうど反対側を南に向かって流れている高梁川は約111kmもあります。
 
どちらもほぼ同じ高さの山から水が流れ下っているとすれば、日野川水系の河川のほうがはるかに急流であることが分かります。流れが速いほど山や川を削り、土砂を下流に流す力が強くなります。また流域内には崩れやすい大山の噴出物がつもっている所も多く、土砂が下流に流れ出やすいなど洪水を引き起こす要因が備わっています。

日野川は大山※1からの多量の土砂を運搬して、岸本より下流は氾濫を繰り返しました。かつて日野川は尾高・佐陀川方向に流れていましたが、1702年の洪水により現在の流路になりました。下流の平野部は砂礫質で伏流水※2に富んでいます。

※1 大山(だいせん)とは、鳥取県西部から岡山県北部にまたがる中国地方最大の山

※2 伏流水(ふくりゅうすい)とは極めて浅い地下水のことで、地中で自然のろ過作用によって良質な水が得られる


国土交通省中国地方整備局 日野川河川事務所 菅沢ダム管理支所
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