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灰塚ダムの貯水池においては、これから水を貯めることにより、新しい環境が創出されますが、ダム湖の予定区域内では、既にオオクチバスの生息が確認されており、比較的水深が浅く広大なダム湖の特性とあいまって、オオクチバスの繁殖が予想され、生物の生息環境、生態系への悪影響が心配されます。 |
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そこで、ダム湖における多様な生物の生息環境を維持するため、オオクチバスの繁殖抑制対策として人工産卵床の設置及び水位調節を行うこととしました。(詳細はこちら) |
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その最初の取り組みとして、平成17年7月25日(月)、ダムへの貯水開始に先立ってオオクチバスの人工産卵床を製作・設置しました。当日は、広島県内水面漁業組合連合会の村上技術顧問指導の下、当事務所職員の他、江の川漁協・田総川漁協の組合員の皆様、三次高校普通科理数コースの先生、生徒の皆様など、約40名によって人工産卵床を100個製作し、水が貯まると水深0.5〜2.0mとなる箇所へ設置しました。 |
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今後、その他の箇所へも設置すると共に、来年の産卵期にモニタリング調査を行っていく予定です。 |
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