GoGi通信 第43号


●祇園水門のこいのぼり
幼稚園児たちが掲揚

 すっかり季節の風物詩となった太田川放水路祇園水門の「こいのぼり」の掲揚は、今年で十三回目となりました。

 太田川放水路は、昭和七年から昭和四十二年の歳月をかけて築きあげられ、数多くの洪水から広島の街を守ってきました。中でも祇園水門・大芝水門は、洪水を放水路と市内派川に分けて流す重要な役割を担っています。

 太田川河川事務所では、水門が果たしているこのような役割を広く知っていただくことと、太田川がより多くの人々に親しまれることを願って、地元の方々に寄付していただいた三十六匹のこいのぼりを毎年掲揚しています。

 こいのぼりは、放水路をはさんだ安佐南区と西区の代表として、長束幼稚園と永照幼稚園の年長組園児たち百三十人の手によって四月二十八日に掲揚され、五月九日まで太田川上空を泳ぎ続けました。




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