タワヤモリ Gekko tawaensis
タワヤモリの写真
分類
有鱗目ヤモリ科
重要種指定
準絶滅危惧【環境省】
絶滅危惧Ⅱ類【広島】
準絶滅危惧【山口】
特     徴
全長は10~14cm。
背面は灰色で、背面と足は細かい粒状のウロコで覆われています。足の指の裏側には、表面に細かい毛の生えた幅の広いウロコ(指下板)があり、これがすべり止めの役割を果たすことで壁が垂直でものぼることができます。
ふだんは岩場にすみ、小型の昆虫類を食べていますが、岩場近くの神社や人家ではニホンヤモリと一緒にみられることがあります。
大きさや形はニホンヤモリに似ていますが、背面に大型のウロコがなく、一様な細かいウロコにおおわれていることで区別できます。
生 息 場 所
海岸近くから山間部にかけての岩場に生息します。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺でみられます。
繁     殖
産卵期は、6月下旬から8月上旬。
日当たりのよい岩の割れ目などに産卵します。同じ場所に産卵を繰り返すこともあります。卵は約50~60日でふ化し、約2年で成熟します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 日当たりのよい岩の割れ目
出現時期 海岸近くから山間部にかけての岩場