ニホンマムシ Gloydius blomhoffii
ニホンマムシの写真
分類
有鱗目クサリヘビ科
重要種指定
指定なし
特     徴
全長40~60cm。
背面は黄土色または赤みのある黄土色で、黒くふち取られただ円形の模様(銭型模様)が並びます。頭部は三角形で、あご周辺でくびれ、頭部が大きくみえます。全体的に太く短い体で、尾も胴体から急にくびれます。瞳孔は黒く縦に切れるだ円形です。
夜行性ですが昼間に日当たりの良い場所でみかけることも多く、カエルやネズミ、他のヘビなどを食べています。
昔から毒へビとしてよく知られています。上アゴ前方に毒牙があり、かまれると重症化するおそれがあり危険なため、むやみにさわらないよう注意しましょう。
生 息 場 所
平地から山地にかけての河川敷、竹林、水田の畦、畑などに広く生息します。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺でみられます。
繁     殖
産卵期は8~10月。
体の中で卵を持つ卵胎性で、深夜から明け方にかけて水辺の草地などで、5~6匹の子ヘビを直接産みます。産まれた直後は約20cm、3年後には45~55cmに成長します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 水辺の草地(卵胎性)
出現時期 河川敷、竹林、水田の畦、畑など