水質用語解説
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pH(水素イオン濃度) | |||
水の酸性、アルカリ性の度合いを示す指標で、水素イオン濃度の逆数の常用対数で示している。 | |||
BOD(生物化学的酸素要求量) | |||
水中にある有機物を、微生物(バクテリア) が分解する時に消費する酸素の量を示し、河川の汚濁を表す場合の代表指標として使用される。 | |||
COD(化学的酸素要求量) | |||
水中にある酸化されやすい物質( 藻類、浮遊物質等) が、酸化剤により酸化される時に消費される酸素の量をいい、湖沼、海域の汚濁を表す場合の代表指標として使用される。 | |||
SS(浮遊物質量) | |||
粒径2mm以下の水に溶けない懸濁性の物質をいい、粘土鉱物に由来する微粒子が普通であるが、他に動・植物プランクトンの有機物質も含まれる。 | |||
DO(溶存酸素量) | |||
水中に溶解している酸素量をいい、空気中から溶け込む酸素と、水中にいる藻類から排出される酸素からなる。 | |||
大腸菌群数 | |||
大腸菌群数には、大腸菌および大腸菌と性質が似ている細菌の数をいう。し尿汚染の指標として使われている。 | |||
総窒素(T-N) | |||
総窒素は、窒素化合物全体のことをいう。窒素は、動植物の増殖に欠かせない元素で、富栄養化の目安となる。 | |||
総リン(T-P) | |||
総リンは、リン化合物全体のことをいう。リンは、動植物の増殖に欠かせない元素で、富栄養化の目安となる。 | |||
富栄養化 | |||
湖沼やダム湖などの水の出入りや交換が少ない水域において、窒素やリンなどの栄養塩類の濃度が増加することをいう。 | |||
クロロフィルa | |||
葉緑素の一種であり、あらゆる植物性プランクトンに含まれている。 |