施工の際にも細心の注意をはらって進めますが、万が一、建物等の損害が発生した場合に、当該損害に対して工事の施工に起因するかを判断するため、工事実施前の建物等の状況を把握する調査を行います。
工事着手前に、建物の柱の傾斜、壁や基礎のひび割れなどを計測し、その状況をスケッチや写真撮影を行い、記録を残します。
また、工事完了後に家屋事後調査を行い、今回の家屋事前調査と比較を行い損傷の有無を確認します。
なお、調査結果は上記目的以外には一切使用しません。
建物の規模、用途により異なりますが、一般住宅の場合概ね1日(9時~16時)で完了する予定です。
詳細については調査員にお尋ねください。
プライベートな問題や、ご病気の方など、調査員に立ち入って欲しくない、または一部の部屋等は調査して欲しくないなどのご要望があれば調査員にご相談ください。
ただし、事前調査を行わなかった場合は、工事中に損傷が発生したとしても工事完了後の家屋事後調査との比較ができず工事との因果関係が判断できないことから、損傷に対して費用負担ができないことがあります。
家屋内の調査においては、所有者様もしくは関係者様の立会をお願いいたします。
屋外の調査においては、ご了承をいただけるのであれば、適宜、立会を要することなく調査を行わせていただきます。
調査の日程は、土日祝等、極力調整させていただきますので、調査員にご相談ください。
可能です。調査員にご希望等をお伝えください。
マンションは、希望される部屋の調査を予定しております。
内壁や天井に壁紙が貼ってある場合は、隙間や剥がれなどを確認します。
壁紙を剥がしてひび割れの調査を行うことはありません。
万が一、工事施工中に建物等に損傷が発生した場合は、 今回の家屋事前調査結果と工事完了後の家屋事後調査の結果を比較して、 工事に起因するものかどうか判断するため、広島国道事務所へ連絡をいただきますようお願いします。
工事によって発生する事象は異なりますが、壁や土間にひびが入ったり、 柱や床が傾いた等の事例もあります。
申し出がないまま修繕された場合、工事が原因か判断できない恐れがあるため、修繕される前に確認させていただきますので、広島国道事務所へ連絡をいただきますようお願いします。
西広島バイパス都心部延伸の工事が完了した後、家屋事後調査を行います。