県内有数の常緑樹林(鎮守の森
)です。この校区流域だけでなく、広島西部山系の自然を代表する植生といえます。自然性の高い樹林の姿や生えている植物の種類は、緑化を行う場合に、目指すべき樹林の姿や植えるべき植物を選ぶ際の目標にもなります。
クリスマスツリーのような樹形が特徴のモミ
やツガ
。極楽寺山の鎮守の森
を代表する樹木です。
道の両わきの大木がツガ
です。このような大木が生えているのが、自然林の特徴です。
アカガシ
の根もとです。長年、生きてきた大木は、根元だけを見ても、風格が感じられます。アカガシ
は、モミ
やツガ
と並んで、極楽寺山の森林を特徴づけます。
ミヤマシキミ
は、常緑樹の中でも海抜の高い山で見られる樹木です。山のふもとでは、なかなか見ることはできません。
老木(ろうぼく)はいつか倒れます。でも、面積の広い自然林では、周りに親木がたくさんあるから大丈夫。倒木があっても長い年月をかけて常緑樹林に戻っていきます。