千代川流域圏会議通信
千代川ニュース
千代川流域圏会議通信
[2003年1月号 vol.57]

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あけましておめでとうございます
今年も千代川流域圏をみんなで盛り上げていきましょう!

はじめての会議出席!ちょっと緊張

前日から鳥取県東部が本格的な積雪となった、12月12日、川原町役場で行われた、第11回千代川流域圏会議に行って来ました。今回の雪は「里雪」らしく、千代川に沿って鳥取市から川原町へと向かうにつれ雪は少なくなり、庁舎のまわりも、ところどころ雪が残るしっとりとしたたたずまい。どんな方々とお会いできるのかと期待に胸をふくらませて、いざ会場へ。すでにほとんどの皆さんが顔を揃え、和やかに雑談に花が咲いています。

千代川のゆく年くる年

道上会長より、「雪もだいぶん溶けまして・・・」と関西弁まじりのあったかい挨拶で会議はいよいよスタート。まずは、事務局から、「千代川フェスティバル」をはじめ、平成14年に行われた色々なイベントにたくさんの人たちに参加していただき、おおいに盛り上がったとのうれしい報告の後、話題は今後の活動計画へ。「千代川フェスティバル」を、来年は8月24日用瀬町で開催することなどを確認、またよりたくさんの人に千代川に親しんでもらう取り組みの一つ、単独ホームページ作成の案をきっかけに、「水生生物調査のとき、もっと子供たちにわかりやすい教材が欲しい」「愛鳥教育の一環として、学習会などの実施をサポートしてはどうか」など、それぞれの立場ならではの画期的なアイデアがとめどなくあふれ出し、皆さんの千代川への熱い思いに驚かされました。

いったいどうなる!?

さらには、流域町村内での廃車の不法投棄の目撃談も飛び出して、会場内には一瞬、驚きと動揺の色が・・・。さあ、このあとの展開はいったい!とドキドキしながら見守ると、そんな悪しき状況こそ会議で追跡調査して、改善を求めるべきという頼もしい意見がさらに、写真におさめ、ホームページを活用して問題提起すべき!と、結果、単独ホームページ作成は来年行われる様々なイベントの計画と肩をならべ、堂々15年度の最優先課題として全員一致を見るおみごとな着地。そして、池本用瀬町長の「自分の子供が泳ぐ川なら誰も汚すことができないのでは。川をきれいにするにはまず人の心を変えなければ・・・。」という今日のまとめともとれる意見、さらに道上会長が、平成15年も力を合わせて活動を進めることを目標に掲げて締めくくり、会議は終了しました。

心も体もあったまる

このあと、役場となりの歴史民俗資料館へと会場を移し、地元の方が作ってくださった暖かいぼたん鍋を囲みながら、さらに意見交換は白熱していきました。その後、築200年の民家を利用した資料館の灯は夜遅くまで消えることがなかったとか・・・。ぼくにとって、当たり前に身近にあった千代川をこんなにも愛する皆さんの思いにふれ、うれしさと暖かい気持ちが残った貴重な体験となりました。ぼくが生まれた千代川をこんなにも愛してくれる皆さんの思いにふれて、感激いっぱいの体験でした!

 


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