千代川流域圏会議通信
千代川ニュース
千代川流域圏会議通信
[2004年11月号 vol.77]
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「国立大学地域交流ネットワークin鳥取 〜参加しよう!ジゲおこし〜」開催



 さる9月17〜18日の2日間、32の国立大学法人と鳥取環境大学の参加で「国立大学地域交流ネットワーク in 鳥取」と題したシンポジウムが鳥取大学を会場に開催されました。
 シンポジウムでは、大学の知恵を借りながら、その地域で持ついろいろな課題への取り組みを紹介するポスター発表や「地域活性化:大学への期待」と題し、片山知事を交えたパネルディスカッションなど、地域と国立大学との係わりを考える活動紹介が行われました。千代川流域圏会議からも、鳥取大学の矢島助教授に指導をいただきながら行っている『芦津植生浄化実験場』の取り組みを発表し、会場に訪れた皆さんからの投票で、特別賞をいただきました。
 これからも千代川をまもるため、みなさんの知恵を貸して下さい。
どこからこんなにゴミが
 今年は台風の上陸数が過去最高となっており、中国地方にも被害をもたらしています。
 台風が来るたびに、千代川の堤防に捨てられたゴミが流れ、最後に河口付近に漂着します。特に台風16号の際は、鳥取砂丘の沿岸部約1.6kmに渡って大量のゴミが打ち上げられ、景観をさまたげました。
 漂着したゴミをみると、発砲スチロール、ペットボトル、空カン、タイヤ、廃材、アシなどで、家庭ゴミが多くみられます。
千代川がきれいになるよう、
ゴミの投棄は止めましょう。
皆さまのご協力をお願いします。
おわび 今年度の源流探検は中止になりました
 10月24日に実施予定だった千代川源流探検は、中止になりました。これは、今年は台風や雨の日が多く、登山道の足下が緩くなっている恐れがあること、また全国的にツキノワグマの人身被害が相次いで発生していることから、安全確保を最優先として、実施を見合わせたものです。
 参加を楽しみにされていた方々には残念な決定でしたが、ご了承頂けますようお願いいたします。
「千代川をより良くしたい」「流域をもっと元気にしたい」
千代川流域圏会議では平成17年度賛助会員を募集しています
 鳥取県東部を貫流する「千代川」は流域住民の生活を支え、命を育んできました。この千代川の清流を次世代に引き継ぐため、千代川流域圏会議では「清流を守る行動計画」を策定し、数々の活動を実施しています。
 この清流を守る行動計画を実行する際に、多くの流域の皆様に千代川の清流について関心を持っていただくとともに、皆様による行動の参加がありますと、清流を守る行動をより充実させることができます。
 つきましては、当流域圏会議では賛助会員を募集いたしておりますので、趣旨に賛同していただける方は、ご加入いただきますようお願い申し上げます。
千代川流域圏会議 会長 道上 正規

年会費:賛助会員(個人)1,000円 (団体)10,000円
 ※申込用紙は圏域内にある郵便局に置いてあります。
かっぱっぱ通信事務局だより 
 めっきりと肌寒い日が続き、秋から冬へと季節が移りゆくことを感じるこのごろです。この原稿を書いている時期は秋の行楽シーズンまっただ中ですが、皆さんはどこかに出かけられましたか?期待していた10月半ばの3連休も台風の接近で天候が崩れ、悔しい思いをしました。
 今度の週末こそは!と思いながら空を見上げています。

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