因幡・国府のうつろう流れ 殿ダム・袋川流域風土記

殿ダム・袋川流域風土記
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因幡三山物語

大和三山に思いを馳せた因幡三山として、因幡国庁跡を取り囲むように身近に見える山です。東に甑山、南に今木山、そして西に面影山がそびえます。国府に赴任してきた当時の人々にとって、この三つの山は国庁を中心に三角形に配置されているところや独立峰であるところ、さらにはなだらかな女性的な面影山と男性的な両側の甑山と今木山の山容が大和三山(耳成山、畝傍山、天香具山)を彷彿させたことに因み、昭和30年ごろ高岡の川上貞夫氏により命名されたと言われています。

@面影山

東に因幡国庁跡があり、夕陽で空が黄金色に染まる頃、国庁跡から見ると、夕陽に照られた美しい面影山を臨むことができます。


A今木山

因幡国庁跡から南東にあり、平野に屹立する独立峰。


B甑山

因幡国庁跡から朝日を迎える真東にそびえる小さな尖峰。