弥栄ダム水質保全装置
   散気式曝気循環装置
   噴射式表層水循環装置
 弥栄ダム貯水池(弥栄湖)の水質は、現在のところ流入河川の水質と同様に良好です。
しかし、貯水池の形状が複雑であり特に夏季に植物プランクトンが大量に増殖し、アオコが発生するなどして水質が悪化することもありました。
 この対策の一環として弥栄ダムでは、「散気式曝気循環装置」4基、「噴射式表層水循環装置」1基の水質保全装置を貯水池内に設置し、運用しています。
水質保全装置の主な効果としては
1.植物プランクトンの活動層(表層)の水温制限効果(表層水温の上昇抑制)
2.循環混合層の拡大による植物プランクトンの光制限効果(光合成の抑制)
3.循環混合により植物プランクトンが多い表層水の希釈
 が得られます。
弥栄ダムでは、これらの水質保全装置を運用し貯水池内の水質保全に努めています。