島しょ部を除く沿岸では、これまでに多くの干潟（※）や藻場（※）が消失し、現存する干潟・藻場や自然海岸が少なくなっています。今後は、消失した干潟・藻場の再生を進めるとともに、現在残っているものについては、積極的に保全していく必要があります。
出典）第2回・第4回自然環境保全基礎調査（環境省）
※干潟・・・河口・沿岸の潮間帯において、潮が引いたときに現れる砂質～泥質の場所で、海水の浄化機能や生物の生育場としての機能があります。
※藻場・・・海底で、大型の水生植物が群落状に生育している場所で、魚介類の産卵場や幼稚魚の育成場としての機能があります。
