記者発表
お知らせ(平成17年7月11日)

灰塚ダムのウェットランド整備予定地に飛来したコウノトリについて
 国土交通省江の川総合開発工事事務所が建設を進めている灰塚ダムのウェットランド(生きものの生息地としての湿地)整備予定地において、今年4月下旬頃からコウノトリの姿が確認されていましたが、7月5日以降その姿が確認できなくなりました。
 このコウノトリは、越冬のため岩手県大船渡市に飛来し、次いで千葉県我孫子市に移動し、その後、大陸へ帰る途中に当地へ立ち寄ったものと見られています。コウノトリは渡りという本能があり、1羽で長期間にわたり同じ場所に留まることは希といわれています。このため、何処か別の場所に移動した可能性も考えられます。
 灰塚ダムの水源地域は、コウノトリの飛来以降、この明るい話題で持ち切りでした。地元の皆様をはじめ当工事事務所としましても、その姿が確認できない状況が続いており心配しているところです。
 当工事事務所では、引き続き調査員による現地での調査を継続しますが、目撃情報などがありましたら下記までご一報頂ければ幸いです。

 当地に飛来した後の経過について
 コウノトリ追跡調査結果の概要について

■問い合わせ先
 国土交通省中国地方整備局 江の川総合開発工事事務所
  副所長(技術)
やまだ  けいいち
山田 啓一
  調査設計課長
しょうじ しゅんすけ
庄司 俊介
  設計係長
いんきょ ひでゆき
印居 英文
 TEL(0824)72−3301(代表)

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転写等の際にはあらかじめの江の川総合開発工事事務所に御連絡ください。