旭川放水路事業のあゆみ
岡山の三大河川の一つ旭川は、中国山地の朝鍋鷲ヶ山を源流とし、岡山県の中央部を南へ流れる南北に細長い流域を持ち、中流で吉備高原を、下流では岡山平野を形成し、児島湾にそそいでいます。 旭川は流域の各地に豊かな恵みをもたらしてきた一方で、人々は度重なる洪水の被害を受け、その対策に追われてきました。この対策として代表的なものが、江戸時代、1680年ごろに旭川の放水路として築かれた百間川です。岡山城下を守るために築造された百間川は今日でも岡山市街地を洪水から守る重要な役割を果たしています。私たちは江戸時代より続く百間川の機能を未来へ受け継いでいきます。