広島西部山系の森林

どんな森林があるの?

私たちの町の背後に広がる広島西部山系。そこにはどんな森林が広がっているのでしょうか?
ここでは、広島西部山系で見られる森林の種類、そして、森林の姿から私たちが読みとれることをまとめてみました。

 

広島西部山系の植生景観

左の写真は、広島西部山系を空から撮影したものです。市街地や山の広がる様子が映し出されています。  山に広がる緑は一見すると、どこでも同じように見えるかもしれません。

ところが、森林の見た目、植生景観に着目することで、その違いが見えてくるのです。

そこで、森林の種類を、風景として見分けやすい6タイプに区分して、地図上で色分けしてみました。

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広島西部山系の植生景観を色分け
広島西部山系の植生景観

広く分布する森林、点々と分布する森林、一部に集まっている森林など、いろいろありますね。詳しく調べてみましょう。

  • アカマツ林
    アカマツ林

    アカマツが生育していたらこの森林。西部山系のほとんどはアカマツ林
  • 落葉樹林
    落葉樹林

    新緑、紅葉、冬枯れと、季節ごとに姿を変える森林。
  • 常緑樹林
    常緑樹林

    冬に葉を落とさず、常に緑色に茂っている森林。
  • 明るい低木林
    明るい場所の低木林

    土砂の移動跡などにある、背の低いヤブのような森林。
  • 植林
    植林

    スギ、ヒノキなど、円錐形の樹形の樹が林立する森林。
  • 竹林
    竹林

    タケが密生する森林。
森林が生育する場所
© 広島西部山系植生図鑑