小瀬川は,その源を広島県廿日市市佐伯町飯山に発し,途中いくつかの支川を合流しながら中流部からは広島,山口県の県境を南下し,支川玖島川を合流後,蛇喰岩,弥栄峡を流れて瀬戸内海に注ぐ,幹川流路延長59km,流域面積340平方kmの一級河川です。 下流部の大竹市,岩国市および和木町周辺は,第二次世界大戦前より化学,製紙等の二次産業が盛んでしたが,近年の目覚ましい産業の発展によって,重化学工業地帯へと発展しています。