なぜベスト運動が必要なの?
ハードとソフトの必要性
企業活動や日常生活交通を円滑に処理するためには、道路整備(ハード施策)が必要です。
しかし、朝夕のピーク時に集中する交通が原因の渋滞に対しては、マイカー通勤者のマイカー利用方法の見直し(時差出勤、公共交通機関の利用、相乗り出勤など)が必要だと考えベスト運動をスタートしました。
近年、地球温暖化の脅威に対し、世界的に対応が強化されるなか、ベスト運動も通勤だけでなく、全ての移動を対象とした取り組みとしていきます。
ベスト運動のように、自動車の過度な利用の見直しを促す取り組みは、広くモビリティマネジメントと呼ばれています。
備後・井笠地域の交通状況
ベスト運動を開始時、福山都市圏の渋滞による損失時間は、広島・岡山に次いで中国地方ワースト3となっていました。通勤交通の約7割がマイカーに依存しており、年々、バス利用者が減少し、現在もその状況が継続しています。
備後・井笠地域の渋滞は
中国地方ワースト3
福山都市圏の渋滞による損失時間は中国地方で3位となっていました。
高い通勤時の自動車依存度
通勤交通の約7割が自動車を利用しています。広島市の利用率と比べると自動車への依存度は約2倍です。
増加する自動車と減少する公共交通
自動車保有台数が増加する一方で、バスや鉄道の利用者は減少傾向が続いています。