広報誌 環境にやさしい道づくりメッセージ

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第5回

渋滞を緩和しスムーズな輸送を実現するための道づくりは、沿道環境改善の効果も生み出します。


 全国から旬の食材が集まる市場で仕入れたものを運ぶには、渋滞が少なく、またスムーズな輸送によって新鮮なうちに店頭に品物を並べることのできる道があればとても便利。湾岸部に道路ができれば、スムーズに輸送ができるとともに、広島都心部の交通集中を緩和し、沿道環境を改善する効果も生み出します。
旬の食材をスムーズに運ぶには…
輸送トラックなどをふくめ、スムーズな走行・運搬が必要。
湾岸部などへ輸送トラックの交通を誘導すると、住宅地等への交通の集中を緩和する。
渋滞なく目的地に届く。
  大型車の交通を誘導し、交通の集中を緩和する「広島南道路」
現在、広島地域の東西をつなぐ幹線道路は、国道2号のみで、都市内に向かう車と都市を通過する車が混在。西広島バイパスを中心に慢性的な渋滞が発生しています。その課題を解決し、交通の円滑化と広域的な交流・連携機能の強化をめざし、広島南道路の開通のための工事が進んでいます。
 さらにプラスの要素 大型車の交通を誘導することで生み出される環境への効果。
道路ネットワークの整備をはじめとした渋滞対策の向上により、ピーエム、エヌオーエックス、シーオーツーの排出を同時に削減。
走行速度の向上と大気質の変化 ピーエム排出量 図 エヌオーエックス排出量 図 シーオーツー排出量 図
時速約20キロメートルを時速約40キロメートルに向上させることによりピーエム等を約3割削減。エヌオーエックス、シーオーツーも速度に合わせて削減することができる。
幹線道路の沿道環境(大気汚染・騒音)のよりよい改善。
道路環境に関するさらに詳しい内容は→ http://www.mlit.go.jp/road/kankyo/taisaku1.html

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