道づくり
ホーム > ダムかんり > 灰塚ダムの効果

灰塚ダムの効果

これまでの実績

灰塚ダムの洪水調節計画は、ダム地点における計画高水流量1,150㎥/sのうち750㎥/sを自然調節方式による洪水調節を行います。
灰塚ダムでは、平成18年4月の試験湛水完了以降、これまでに5回の洪水調節を行っており、下流河川の水位低下に効果を発揮しています。最も流入量の大きかった平成18年7月の洪水では、最大流入量494㎥/sに対し、349㎥/s(調節率71%)を調節しました。

平成25年9月の効果例

平成25年9月3日(火)から4日(水)にかけて、台風17号と秋雨前線により広島県では大量に出水しました。 9月4日10時には、最大423㎥/sの水が灰塚ダムに流れ込みましたが、そのうちの約71%(301㎥/s)をダムに貯留しました。この洪水調節の結果、ダム下流において水位を低減させることに成功しました。馬洗川の南畑敷観測所では、約45cmの水位低下を確認しています。

平成25年9月3日(火)?4日(水)  台風17号と秋雨前線による出水時の灰塚ダムの効果