主な災害

平成18年9月水害

平成18年9月16日~17日の豪雨は、中国地方上空に停滞していた秋雨前線に、台風から暖かく湿った空気が流れ込み、雨雲が発達したことによるもので、広島県北西部に局地的な豪雨をもたらした。
15日18時頃より降り始めた雨は、秋雨前線の活動が活発となった16日夕方から17日未明にかけて、県北西部を中心に所により時間60ミリを超える激しい雨となった。
土師ダム上流域の本地雨量観測所では、時間雨量最大68ミリを記録した。
気象庁発表の資料によれば、安芸高田市甲田で、日雨量が9月16日193ミリを記録し、観測史上1位となり、総雨量は平年の9月の月間雨量を上回った。
吉田水位観測所では、16日23時10分警戒水位を超え、17日0時00分に危険水位を、1時10分には計画高水位も超え、粟屋・尾関山・大津の各観測所では警戒水位を超えた。
梅雨前線による降水量は、深夜から明け方にかけてピークとなり、各観測所で明け方から朝のうちに最高水位となった。その後、雨は小康状態となり19日20時50分、全ての観測所で指定水位を下回った。
この水害では、江の川本川及び支川の小似川で、護岸崩壊や河岸洗掘等の被害が発生した。

  • 江の川と馬洗川合流点の出水状況
    【平成18年(2006)9月】
    寿橋から下流を撮影
  • 三次市秋町の内水被害状況
    【平成18年(2006)9月】