流域治水の「溜める」とは、降った雨をできるだけ河川に流れ込ませないようにするための対策のことです。
住民の皆様が「溜める」を実践する方法は、以下の通りです。

家庭からの排水を減らす工夫
家庭から出る水も、川や下水管に流れるため、大雨の時に
は、お風呂のお湯や洗濯の水を、できる限り流さないよう
にしましょう。
減らす工夫
雨水を貯めるタンクの設置
屋根に降った水を「雨水タンク」に貯めて、雨水を庭の散水などに活用しましょう。 貯めるタンク
田んぼダム
田んぼの排水口に小さな穴の開いた板を付けておくことで、大雨のとき一時的に田んぼに水を溜めることができます。そのため、ダムのような効果があり、川に流れ込む雨水を減らすことができます。 田んぼダム
ため池の事前放流
農業用水を溜めておくための「ため池」も、雨が降る前に予め池の水位を下げておくことで、雨が降ったときには、ため池に多くの雨水を溜めることができます。 ため池
田んぼダムやため池などの流域対策の効果を見てみましょう
田んぼダムやため池の効果を模型で見てみましょう。 模型動画