千代川流域圏会議通信
千代川ニュース
千代川流域圏会議通信
[2003年4月号 vol.59]
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千代川 春のみどころ
 千代川下流域の千代大橋付近から源太橋付近までの河川敷では、春になると菜の花を見ることができます。
 特に因幡大橋上下流付近の河川敷には毎年4月中旬ごろ一面の菜の花が咲き乱れて、道行く人を楽しませてくれます。
 これは、特に種をまいたりして栽培しているわけではなく、いつのころからか、ここに咲くようになったそうです。
▲千代川写真コンクール「山陰フジカラー賞」
タイトル/春の河口 撮影者/山本清恵
撮影場所/鳥取市千代川河口
▲千代川写真コンクール「銅賞」
タイトル/悠遠の流れ 撮影者/安本定男
撮影場所/鳥取市因幡大橋上
ベンチと距離標を設置しました。
 国土交通省鳥取河川国道事務所では千代川右岸側の新浜坂橋から上流に向かって3kmの間に石のベンチと距離標を設置しました。
 この区間の河川工事を実施した際に、河川敷にある因幡自転車道を散歩やジョギングなどに利用している方が多く見られたため、みなさんに使っていただこうと設置したものです。
 新浜坂橋から鳥取市民スポーツ広場までの因幡自転車道沿い3kmの間に、500m毎に写真のような石でつくったベンチと距離標が設置されています。

もっと知りたい!のこと!(1)
資料:東京都生活排水対策指導要鋼
 現在、川や湖の有機物による汚れの60〜70%は、各家庭から出される生活排水によるものだといわれています。それがどの程度、川や海を汚すものか、ピンときませんが、東京都の資料によると、お椀一杯のみそ汁を魚がすめるくらいの水質にするためには、なんと300リットルの水が入る風呂桶5杯分の水が必要になるということです。
 食べ残しを捨てたり、食器を洗ったり、洗濯をしたり、「これくらいなら」とか、「自分ひとりくらい」とか深く考えずに水に流しているものが、実は川や湖を一番汚くしているのです。このことに私たち一人ひとりが気付き、ちょっとした工夫で台所からの排水を改良できるよう智恵を働かせる必要があるでしょう。
(「生活と水」(財)家庭クラブ発行より)
 
千代川流域圏会議 賛助会員募集中
 「清流を守る行動計画」を実行するための活動をより充実させるために、流域の皆さまに賛助会員としての活動の参加を呼び掛けています。
年会費 賛助会員 (個人)1,000円 (団体)10,000円

1.会費の活用

「清流を守る行動計画」の実行のために使用します。
1)「千代川の森づくり」に関連すること(植林費・管理費)
2)その他の「清流を守る行動計画」の実行に関する事項

2.年会費の考え方

●年度会費と考えます。
例)4月1日から翌年3月31日まで有効です。

3.会員となった方には

●会員証の発行
●会計の報告(年1回)
●会議の活動内容の報告(年1回)

お問合せは、千代川流域圏会議事務局まで。振り込み用紙は、市町村窓口・郵便局にあります。
 3月19日に気象庁から発表された桜の開花予想では、鳥取が3月30日ということで、ほんとうに待ち遠しい気がします(皆さんがこれを読んでいる頃にはもう咲いてしまっているかも知れませんが)。これからどんどん暖かくなると、流域圏会議でも様々なイベントが始まります。
 イベントの情報は、newsとホームページで随時お知らせしていきますので、ぜひご参加下さい。
※4月1日より、事務局である鳥取工事事務所は、鳥取河川国道事務所に名称が変わりました。

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