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道路事業
福山道路への主な質問及び回答
主な質問及び回答
福山道路に関する主な質問・意見は次のとおりです。

 事業説明会(地区説明会・学区説明会)及び公開質問状などに係るものは福山道路(事業化区間 (福山市瀬戸町長和~赤坂町 L=3.3km))の主な経緯の資料欄で詳細にご覧になれます。

福山道路(事業化区間)の主な経緯
事業全般
Q
福山道路の事業費はいくらか。
A
福山道路の全体事業費は、概略の試算で約1,700億(約100億/km × 全線16.5km)と見込んでいます。
Q
岡山県笠岡市茂平から広島県福山市瀬戸町長和(福山市引野町付近・南手城町付近)の整備はいつか。
A
関係機関と調整を図りつつ、事業進捗や予算状況を見て、効果の早期発見が得られる区間から順次事業化し、整備することとしています。
Q
福山市瀬戸町長和から赤坂町の進捗はどのような状況か。
A
2008年3月現在、福山市瀬戸町山北地区で設計協議中、長和地区・地頭分地区、福山市赤坂町(赤坂地区)で用地取得のため用地事務を促進しています。

更新日:H20.3
Q
事業の進め方について
A
今回の幹線道路網整備など大規模な事業においては、関係地域も広く関係者も多数となることから、地区ごとの地域特性や進捗状況等に応じた柔軟な対応が必要と考えています。このため、地区ごとの進捗状況に応じて事業説明・設計協議・用地説明・工事説明などの説明や協議の場を設定し、関係者の理解を得る中で事業を進めているところです。

事業の進め方については、一般的な手順を事業説明会等で配付していますが、地区の状況や事業の効率性等から順序が前後したり併行する場合が生じます。
Q
福山道路の整備効果はどのような効果があるのか。
A
福山道路の整備により交通が分散し、現道(国道2号)の交通量が大幅に減少します。これにより走行性が向上し、関係路線の整備と合わせ、渋滞・交通安全・環境面など福山都市圏にいろいろな効果をもたらします。

具体的な効果は、整備効果をご覧下さい。
Q
福山道路の費用対効果(費用便益分析)はどのようなものか。
A
費用便益比(B/C)は、事業を行うことによって発生する様々な「効果」の内、客観的に把握が可能で、かつ、効果の量をお金に換算(貨幣化)できるものを 「便益(B)」(走行時間短縮便益,走行経費減少便益,交通事故減少便益)とし、その合計を事業に要する「費用(C)」(改築費,維持修繕費)の合計で割ったもので、その値が1を越えると投資効果があり、値が大きいほど投資効果の高い事業と判断されます。

福山道路の費用便益比については、福山道路の事業再評価結果をご覧下さい。
事業説明会
Q
事業説明会の位置付けは何か。
A
瀬戸学区・赤坂学区における事業説明会は、(1)都市計画案の説明会で事業説明会開催の説明をしている事、(2)事業を円滑に推進するには事業地及び附近地の方々の御協力が必要と考えている事、からあくまで任意に開催しました。
Q
事業説明会の経過について。
A
赤坂学区においては2001年に終了し、次の段階へと進んでおります。
また、瀬戸学区においては2001年から2003年にかけて沿線居住を対象とした学区説明会、地権者を対象とした地区説明会を延べ10回開催しました。2004年には、誰でも参加できる自由参加型事業説明会に見直した上で開催し、2006年2月の説明会を持って終了しました。

なお、今後の御質問等への対応はより迅速かつ丁寧な対応を図るため、個別説明を実施し、皆様から寄せられた御質問やその回答で公表できるものはホームページでお知らせします。
これまでの事業説明会の経過と配布資料は、福山道路(事業化区間)の主な経緯ご覧下さい。

更新日:H19.3.30
環境・予測交通量
Q
人口が減少するにも関わらず交通量は増加する根拠は何か。
A
人口がピークを越えて減少に転じてからも、推計上一定期間内(十数年)は、自動車運転免許保有者数や自動車保有台数が増加することなどから自動車走行台キロは伸びるため、人口がピークを過ぎても一定期間は自動車交通量が増加することになります。

免許保有率(%)

男性 女性
2000年 68.9% 52.1%
2030年 75.9% 69.9%

自動車保有台数(万台)

2000年 7,240万台
2030年 8,120万台
参考に資料を添付しております。
Q
福山市の大気環境はどのような状態か。
A
「福山の環境」にも記載されておりますが、浮遊粒子状物質(SPM)濃度・窒素酸化物濃度の経年変化はほぼ横ばい状態です。
Q
浮遊粒子状物質(SPM)の発生源別寄与率について。
A
広島県において平成17年度に試料を採取し、平成18年度に”分析等”を行い、平成19年5月に試算結果を公表しました。試算結果につきましては、広島県庁(広島市)の「行政情報センター」にて資料を閲覧できます。

更新日:H19.5
Q
浮遊粒子状物質(SPM)の改善対策について。
A
 福山道路の環境影響評価書では、浮遊粒子状物質の予測値がバックグラウンド濃度の高い地区で環境保全目標(環境基準値)を超過しているところがありますが、バックグラウンド濃度に対する国道2号等の周辺道路を含む計画路線からの寄与率は、瀬戸学区の場合で約4%と極めて小さいことから、環境保全目標を満足させるためには計画路線からの道路保全対策を行うとともに、都市圏全体のバックグラウンド濃度の改善を図る必要があり、「備後地域公害防止計画」に基づき、関係機関が連携して地域全体の大気質改善に取り組み、環境への影響を低減させることとしています。

 計画路線からの浮遊粒子状物質に対する保全対策としては、植栽や路面清掃を実施する他、現在は研究段階の集じん装置等や今後に開発される新技術についても、採用を検討することとしています。

 都市圏全体の大気質改善については、固定発生源である工場等に対するばいじん排出基準遵守や粉じん低減措置対策の指導など、排出量の維持・低減やそのための監視強化を図る他、移動発生源である自動車に対する排出許容限度を設けて窒素酸化物や粒子状物質の規制強化を実施するなど、関係機関が連携して人工的な浮遊粒子状物質の排出量低減対策を進めているところであり、交通渋滞の緩和によって自動車からの排出量低減効果がある福山道路等の幹線道路網整備も、大気質改善施策の一つとして位置付けられています。
Q
福山道路の環境影響評価の保全措置について、脱硝装置・集じん装置以外の新技術はどのようなものがあるのか。
A
現段階で脱硝装置・集じん装置以外の新技術は開発されておりませんが、新技術の実施可能な範囲内での検討等を行い、大気質負荷低減に努めることとしております。
Q
大気質予測式について。
A
環境影響評価における大気質の予測式として用いられているプルーム式及びパフ式は、地域特性等を考慮した係数を適切に設定することにより、地形条件を考慮した予測ができる一般的な手法とされており、局地的に閉じた地形における逆転層による影響を予測する手法が確立されていない現段階では、プルーム式及びパフ式による予測が最適と考えられます。

参考に資料を添付しております。
Q
福山道路環境影響評価と2006年2月の第2回自由参加型事業説明会における照査結果との相違について。
A
環境影響評価書は環境影響評価法に従って行ったもので、照査とは、H42予測交通量の推計・大気質に係る現地調査実施・騒音予測手法の更新・道路構造の変更予定等を踏まえて任意に行ったものです。

なお、福山道路の環境影響評価書の概要版及び照査結果の詳細は、沿道の環境をご覧下さい。
Q
浮遊粒子状物質(SPM)に関して、プルーム・パフ式以外の地形を考慮した3次元流体モデルなどを使用するべきではないのか。
A
プルーム・パフ式は建設省令で定められた標準的な手法であり、地形条件も考慮したことから3次元流体モデルを採用するつもりはありません。
Q
瀬戸町で逆転層が発生しているか調査すべきでないのか。
A
環境影響予測は逆転層の影響も考慮された予測式を用いていることから調査するつもりはありません。
用地
Q
用地補償の考え方について。
A
用地・物件の補償は現状の資産価値に対する金銭補償が原則であり、用地・物件調査の結果を基に、用地説明の段階で具体について地権者及び関係者と協議させて頂きます。

参考に「用地補償のおはなし」をご覧下さい。
Q
残地の補償について。
A
残地は、価値の低下が認められる場合に金銭補償を行うことが原則であり、用地説明の段階で具体について地権者と協議し、了解が得られるよう努めます。
都市計画決定
Q
ルートの選定方法はどのようになっているのか。
A
 ルート選定に当たっては、河川法など様々な法律との整合が必要となり、安全性・走行性の確保を第一に道路の規格や位置付けによってその機能が十分に発揮できるルートを選定する事が重要であり、都市計画決定された福山道路等の幹線道路においては、既存の幹線道路と有機的に連絡して交通処理の理想的な形とされる放射環状型の幹線道路網を実現する事が最大目標です。

よって、最初に各関係道路の結節箇所を検討して河川はできるだけ直角に近い角度で渡河するなど、関係法令との整合を図りながら遺跡や歴史的文化施設などをコントロールポイントに安全性・走行性確保の観点から道路構造令で定められている曲線半径や勾配をクリアする中で、経済性・施工性等を総合的に検討して決定されています。

今回の道路計画は単独路線の検討ではなく、既存の幹線道路も含めて各道路が有機的に連結した道路網を形成する事が主要目的であるため、インターチェンジやジャンクションの位置が重要となることから、現在のルートが最適と考えています。
その他
Q
2003年5月に実施した山北地区意向調査における御意見・御質問に対する回答・見解について。
A
資料をご覧下さい。
Q
赤坂バイパスにおける早戸交差点付近の騒音対策はどのようになっているのか。
A
2004年10月に騒音調査を実施した結果,環境基準を超過したため,2005年10月から11月にかけ,遮音壁の嵩上げ等及び早戸交差点付近の排水性舗装の対策を実施しました。

騒音調査結果について
Q
瀬戸学区の2006年2月の第2回自由参加型事業説明会における主な質疑応答について。
A
資料をご覧下さい。