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広島道物語
広島の歴史
激動の時代を経て軍部への道を歩む
広島町新開絵図(享保13年)
広島市教育委員会文化課蔵
浅野長晟から約250年間続いた浅野時代は、江戸幕府の開国、そして明治2年(1869年)の版籍奉還で幕を閉じます。
明治時代に入ってからの広島は、多くの学校が集まる「学都」としての顔と、もう1つ、「軍都」としての顔を見せます。明治6年(1873年)、広島城に西中国・四国地方を管轄する第5軍管広島鎮台(後の第5師団)を設置。それ以後、次第に軍事上の要衝としての性格が強まります。その重要な役割を果たすことになるのが、輸送基地となる宇品港の築港でした。軍都としての発展は産業を振興させ、広島の都市機能は急速に整備され、宇品築港と同じ明治22年(1989年)、全国で初めて市制が施行された32市の一つとして広島市が誕生しました。
最新広島市街地図(昭和15年)
広島市公文書館蔵
広島復興新市街地図(昭和36年)
広島市公文書館蔵
この地図は(株)塔文社の承認を得て同社発行の広島復興新市街地図を複製したものである。
(承認番号)平8塔地複第542号
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