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広島道物語
一般国道31号
軍都の成長とともに道も発展
一般国道31号は、広島と呉を結ぶ主要な幹線道路。安芸郡海田町の一般国道2号との分岐点を起点とし、瀬戸内海に沿って南下して呉市で一般国道185号に接続するルートです。
明治初期までの呉は半農半漁の一寒村に過ぎませんでした。地理的にも三方を山に囲まれ、海岸沿いを回るか、山を越えなければ隣の村にさえ行けず、村と村を結ぶ道のほとんどが峠越えの道として発達しました。呉の道は、ほとんどが峠道だったのです。
近世、呉と広島を結ぶ主な陸路は2つあり、そのうち二河川沿いに上流へ進み、焼山から矢野に抜けて海田市で西国街道に至る道が、現在の一般国道31号の原型です。
明治19年(1886年)、呉港に第二海軍区鎮守府が決定され、同22年、海軍呉鎮守府が開庁。引き続き海軍工廠が設置されました。これが大きな転換期となり、この時を境に呉は急激に発展します。
道路も、呉市が軍港として拡充されるにしたがって関心が高まり、整備されていきました。前述の呉と広島を結ぶ道がそのまま国道に指定され、その後、改修を重ね、道幅が狭く急峻で危険の多い山越えのルートから沿岸ルートに変わりました。結局、現在の一般国道31号が開通したのは、戦後の昭和22年(1947年)のことでした。
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