平成17年4月下旬頃 |
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灰塚ダムのウェットランド整備予定地に飛来 |
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平成17年5月25日 |
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観察する際の注意事項を記した看板を現地に設置 |
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鳥類の専門調査員による追跡調査の実施(5月27日まで3日間実施) |
○ |
調査員による現地での観察を開始 |
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※以後7月4日まで毎日コウノトリの姿を確認 |
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平成17年5月27日 |
○ |
当工事事務所のホームページに”コウノトリ情報”コーナーを新設し、日々の観察情報や写真などの提供を開始 |
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平成17年7月3日 |
○ |
灰塚ダムモニタリング委員会の委員により現地視察を実施 |
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コウノトリをウェットランド整備予定地(県道から見える場所)で確認。 |
○ |
第2回灰塚ダムモニタリング委員会を三次市内で開催 |
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現個体を定着させる方法について以下の意見が出る。 |
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◎ |
湛水により現在ねぐらとしている橋脚が水没し、採餌環境も減少する。このため、フロート型のねぐらをつくるとか、ウェットランドの谷戸や大谷地区に湿地を確保し、ザリガニやドジョウを放流するなどの対策を検討してほしい。また、周辺の水田に冬季に水を張ることも有効と考えられる。 |
◎ |
餌となるドジョウの放流については、安易に外国産のものを放流しないようにするべきである。 |
◎ |
採餌環境として期待できるウェットランドの谷戸を早く湿地環境に復元する必要がある。また、営巣木となる松の木を大事にするとともに、密集していれば間伐することなども考えられる。 |
◎ |
ダム事業においてコウノトリの保護をどこまで行うのか明確にすべきと考えられる。 |
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:第2回灰塚ダムモニタリング委員会の議事要旨は、当工事事務所のホームページ ”お知らせ”に掲載しています。 |
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平成17年7月5日 |
○ |
コウノトリの姿が確認できなくなる。 |
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平成17年7月13日(新聞情報) |
○ |
コウノトリの姿が岡山市灘崎地区の水田で確認される。 |
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平成17年7月28日 |
○ |
灰塚ダムの試験湛水を開始する。 |
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平成17年8月8日(新聞情報) |
○ |
コウノトリの姿が福岡市東区の人工島(アイランドシティ)で確認される。 |
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平成17年8月22日 |
○ |
灰塚ダムのウェットランド整備予定地内の谷戸の一部(約13a)を整備する。 注)谷戸全体の面積は150a |
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平成17年9月6日 |
○ |
コウノトリの姿が灰塚ダムのウェットランド整備予定地内の谷戸で再び確認される。 |
○ |
台風14号が長崎県諫早市付近に上陸する。 |
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平成17年9月8日 |
○ |
コウノトリの姿が再び確認できなくなる。 |
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平成17年10月2日(新聞情報) |
○ |
コウノトリの姿が香川県綾歌郡綾南町で確認される。 |
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平成17年11月16日 |
○ |
灰塚ダムのウェットランド整備予定地内の谷戸の一部(約8a)を追加整備する。 |
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平成17年11月26日 |
○ |
ウェットランドの計画・整備について指導・助言を頂いてる10名の専門家による現地視察が行われる。 |
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平成17年11月下旬 |
○ |
大谷地区の水田跡地の一部を湿地化する。 |
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平成18年1月11日 |
○ |
灰塚ダムのウェットランドに近接する生活再建地(のぞみが丘)の皆さんの協力を頂き、冬期間水田に水を張って湿地環境(主として鳥類の採餌環境)を創出する”冬期湛水”の試行を始める。 |
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冬期湛水を行う水田の面積は約6,000㎡(6反)、今後2年間の試行を予定。 |
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平成18年3月7日 |
○ |
灰塚ダム試験湛水において、貯水位がダムの満水(サーチャージ水位)に到達。 |
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平成18年3月18日 |
○ |
谷戸整備が概成する。 |
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平成18年4月1日 |
○ |
コウノトリの姿が三度灰塚ダム知和ウェットランド整備予定地内で確認される。 |
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平成18年4月7日 |
○ |
灰塚ダム試験湛水完了予定。 |