主な災害

昭和58年7月水害

昭和58年(1983)7月22~23日の豪雨は、「47.7豪雨」と同様に梅雨前線の活動によるもので、「47.7豪雨」以来の大出水となった。
島根県西部から広島県北部、山口県北部にかけて局地的な豪雨となり、22日夜から23日朝にかけて島根県西部を中心に時間雨量50㎜~90㎜の強い雨が断続的に、同じく広島県北部では20㎜~50㎜の強い雨が降った。このため中小河川は大きな出水となり、各所で越水氾濫した。江の川上流域では、三次市寺戸地区をはじめ数カ所で浸水や内水による被害が発生した。

  • 作木村式地区の出水状況
    【昭和58年(1983)7月】
  • 西城川旭橋付近の出水状況
    【昭和58年(1983)7月】
  • 馬洗川巴橋付近の出水状況
    【昭和58年(1983)7月】
図3-21 昭和58年(1983)7月20~22日の江の川流域降雨量分布