「昭和47年7月豪雨」「平成10年台風10号」の記憶 |
昭和47年7月豪雨は、7月初めごろから西日本に居座っていた梅雨前線が、記録的な大雨をもたらしたものです。このため岡山市内では、家屋の浸水や農地の冠水が発生し、大きな被害に見舞われました。百間川の河口付近では両岸にわたり浸水被害が発生しました。
また、平成10年10月14日から18日にかけて襲来した台風10号は岡山県全域に大雨をもたらし、各地で河川の氾濫による浸水が発生しました。中原地区では旭川の濁流が支川に逆流し、23戸の家屋が浸水しました。後楽園の県立博物館地階の収蔵庫では、貴重な資料が台無しになるなど、大きな被害が出ました。
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被害を伝える新聞紙面 右:山陽新聞・昭和47年07月13日
左:山陽新聞・平成10年10月19日 |
項 目 |
被
害 状 況 |
死 者 |
4人 |
全壊家屋 |
25戸 |
床上浸水 |
1,225戸 |
床下浸水 |
3,084戸 |
田畑の冠水 |
3,278ha |
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旭川を安全な川にするために。旭川を安心できる川にするために。国土交通
省では、水害に備えて地元が行っている水防活動などを支援しています。また、被害を最小限に抑えるため「氾濫シミュレーション」による浸水範囲や避難方法をホームページ上に公開するなど、防災意識の向上に取り組んでいます。 |
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