鳥取東部地域を取り巻く状況

地域の概況

⼈⼝構造

⿃取市・岩美町の総⼈⼝は約20万⼈で、平成17年をピークに減少しており、全国平均を上回るペースで減少することが懸念されます。

〔鳥取市・岩美町と全国の人口推移〕
※資料/H2~H27国勢調査、H32~H42市区町村別将来推計人口(人口問題研究所)平成30年3月推計 拡大画像を表示する

鳥取市の概況

鳥取市は、鳥取県東部に位置する県庁所在地であり、大阪市から約190km、京都市から約220kmの距離に位置しており、山陰地方の東の玄関口となっています。

一級河川千代川流域に広がる平地部に形成された市街地は、東側、南側を山に、西側を湖山池に囲まれ、地域間を連絡する鉄道や道路は、山際や海岸付近の平地部を通過しています。

また、市街地北側には、鳥取空港、鳥取港が位置し、南側の鳥取自動車道、西側の鳥取西道路(事業中)と合わせ、県東部の空運・海運・陸運を担っています。

〔鳥取市の位置〕
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〔鳥取市周辺の地勢と道路整備状況〕
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⼟地利⽤

鳥取市は、JR鳥取駅・鳥取城跡周辺を核として栄えてきましたが、大型商業施設の郊外進出、新たな宅地造成等により、一級河川千代川などの河川やJRなどを跨ぐ形で、郊外の市街地化が進んでいます。そのため、市街地内での交通の往来が橋梁部や跨線橋などへ集中する土地利用となっています。

〔DID(人口集中地区)の変遷(昭和40年⇒平成22年)〕
※資料/国土数値情報
※DIDとは人口集中地区のことで、Densely Inhabited Districtの略。国勢調査基本単位区等で、人口密度が4,000人/km2以上の基本単位区等が市区町村の境界内で互いに隣接して、それらの隣接した地域の人口が国勢調査時に5,000人以上を有する地域が設定されています。
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交通流動

⿃取市周辺の通勤流動は、⿃取東部地域(岩美町、若桜町、⼋頭町、智頭町)から⿃取市への通勤者数及び通勤割合が多く、結びつきが強い状況です。また、新温泉町、湯梨浜町、倉吉市からの通勤も⽐較的多い状況にあります。

〔鳥取市への通勤流動〕
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