袋川の水は水質が良く、飲み水としても使われていました。そのため干ばつが続いて渇水の時期になると、袋川の水質保護を目的として、寛文3年(1663)以降、たびたび御法度が出されました。
一、この川での水浴びは子供にいたるまで堅く禁止、牛馬も川へ入れな い事
一、道筋や川へゴミ捨てることの禁止
一、汚らしいものを洗うことを禁止
一、川での洗濯を禁止
一、肥え船の通行区間の設置
また、袋川ではお盆の15日に燈籠流しが行われていましたが、寛政6年(1794)7月、袋川の水質保護のため、千代川で行うように藩から御法度が出されています。
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