殿ダム水源地域ビジョン
殿ダム水源地域には、日本の滝百選の「雨滝」や河合谷高原などを有し、山陰海岸ジオパーク扇ノ山エリアに含まれるなど、豊かな自然環境を有しています。
また、水源地域の鳥取市国府町は、その昔因幡の国府が置かれ、政治・経済・文化の中心として栄えてきた地域であり、万葉集の大伴家持に因んだ歌碑等、往時の文化を伝える遺跡も残されています。
水源地域の活性化については、平成18年に「殿ダム湖周辺地域ふるさと再生21プラン」が策定され、殿ダム周辺整備の方向性が打ち出されています。
殿ダム水源地域ビジョンは、こうした水源地域の自然環境や歴史・文化を保全・活用しながら、地域の実情に応じて、水源地域である鳥取市国府町の大茅・成器地区の自立的・持続的な活性化はもとより、広く鳥取市全域の幅広いニーズに応える殿ダム湖周辺の利活用についてとりまとめたものです。