菅沢ダムの役割
菅沢ダムは洪水被害の軽減、かんがい用水の補給、工業用水の確保、発電などを目的として約30億円の事業費を投じて昭和43年9月に完成しました。
洪水被害を軽減
ダム地点における計画高水流量510㎥の内100㎥/sを放流し、410㎥/sをダムに貯留することにより下流の洪水による被害を軽減します。

かんがい用水の供給
ダムから下流の印賀川や日野川沿川のかんがい用水の不足を補うための補給を行います。

工業用水の供給
鳥取県企業局が米子市、境港市及び日吉津村への工業用水として米子市八幡地区で2.0㎥/sの取水を可能にします。

発電
鳥取県企業局が最大4㎥/sの取水を行い、日野第一発電所で最大出力4,300kWの発電を行います。
