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＜堤防詳細点検について＞
　天神川、小鴨川、国府川、三徳川の国が管理する区間において、大雨が降って川が増水した場合に、 堤防が降雨や河川水等の浸透に対して必要な安全性を持っているかを確認するための「堤防詳細点検」 （土質調査や数値解析）を平成１８年度までに全体計画の６２.７kmを点検しました。
　点検の結果、対策が必要な区間は１６．５ｋｍあり、そのうち平成１９年度末までに２．０ｋｍの対策を実施しています。
　堤防の詳細点検は、計画降雨から算定した水位をもとに実施しており、倉吉河川国道事務所の管理 する各河川については１００年に１度発生する洪水に対する堤防の安全度を評価しています。このため、 安全度が不足しているからといって直ちに堤防が危険であるということになりません。一方で、堤防の 高さや幅などが満足しておらず、さらなる整備が必要な区間も多く残されています。そのため、堤防の 詳細点検の結果のみを持ってその区間の洪水に対する安全性を評価できるものではないことに注意が 必要です。但し、該当区間が基準を満たす区間と比べて相対的に安全度が低いことは事実であり、これら 堤防の安全性の目安となる「堤防詳細点検」の結果は、地域防災上、大変重要な情報であることから、 点検結果を「堤防詳細点検結果情報図」としてとりまとめ、ホームページ上に公開しています。
浸透による堤防の損壊や決壊のイメージ

　河川の水位が高い状態が長時間続くと、堤防内の水位も上昇し、堤防の中に水の通り道が
形成されます。この水の通り道が、徐々に拡大すると、水とともに堤防の土が流れ出し、結果、
堤防が崩れることがあります。 堤防から水があふれ出している状況


天神川(PDF形式約7.14MB)
小鴨川(PDF形式約7.99MB)
国府川(PDF形式約4.35MB)
三徳川(PDF形式約1.07MB)



　
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