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[事業紹介]
高潮対策事業
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広島市のほとんどの平野部の市域は太田川のデルタとして発展し、古来より高潮による被害が多く発生しています。市内派川の堤防は劣弱で、ひとたび大規模な高潮が来襲すればこの被害は想像を絶するものがあります。
本事業は伊勢湾台風クラスにより起こる高潮にも安全に対処しうるように、台風期朔望平均満潮位T.P2.00m+理論偏差2.40m=T.P4.40mを計画潮位とし、計画波高0.60〜2.50mの値を加えて市内派川に高潮堤を建設する事業です。あわせて高潮堤防の建設に際しては、都市河川の環境整備にも配慮することにしています。また、阪神大震災をきっかけに、平成7年度からは、堤防の耐震化対策を実施しています。
*台風19号(平成3年9月)により観測史上最高の潮位T.P2.91mを記録しました。(建設省江波潮位観測所) |
平成3年台風17号
広島市中区江波西2丁目 |
平成台風19号 浸水状況
(広島中区舟入中町) |
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【高潮浸水区域図】
【計画堤防標準断面図】
【計画波高図】
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