どこに、どんな森林ができるのでしょう? 決め手は、環境です。「気候」「人とのかかわり」「きびしい場所」。この3つに着目すると、林の違いが見えてきます!
「森林基礎講座」のトップに戻る
例えば、平均気温や、雨の量や、積雪の有無。気候の違いは、全国レベルの森の違いとなって現れます。なかでも、林の違いに一番大きな影響を与えているのが、気温です。南北に長い日本では、気温の違いが、森林の見た目に、大きな違いをもたらします。 右の図に、気候条件に対応して成り立つ、林の見た目とその分布を予想してみました。この分布図と温度条件とを比べてみましょう。
暖かい所に常緑樹林、涼しい所に落葉樹林、寒い所に針葉樹林が成り立ち、林の見た目が全く異なるのがわかります。