どこに、どんな森林ができるのでしょう? 決め手は、環境です。「気候」「人とのかかわり」「きびしい場所」。この3つに着目すると、林の違いが見えてきます!
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長い間、森林は人の暮らしにとって欠かせない存在でした。木々は日々の燃料として、まきや炭に使い、草は農耕用の牛馬のエサやたい肥として利用しました。このような、木々を切ったり、草を刈ったりすることが、森林の姿を大きく変えてきたのです。右の図に、現在の林の見た目を示しました。気候条件の対応した常緑樹林が成り立つ所と比較してみましょう。
大部分は、現在、針葉樹林や落葉樹林です。人が利用を続けた結果、林の見た目が、大きく変わったことがわかります。